ニールヤング
Neil Young
いまさらですがみなさん、先日のバンクーバーオリンピックの閉会式をご覧になったでしょうか?
いろんなアーティストが登場して華やかに幕を飾っていましたが私が特に感動したのがニール・ヤングでした。
久しぶりに見た彼はとても年を取っていましたがさらに深みを増したというか、カナダの雄大さにぴったりだったというか、悠々と歌い上げる姿を見てやっぱり偉大だな と思いました。
60年代にデビューしてからフォーク、ロック、カントリー、ブルースなど幅広いスタイルを取り入れて、孤高の反骨ロッカーとして活躍してきたニールヤングですがジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリン、ザ・フー、グレイトフルデッドらと並んで伝説のウッドストック '69に出演してからはや40年になるんですね。
振り返ってみたら他にも色褪せない名曲が粒ぞろいで、さらにそのどれもがいつまでも優しく語りかけてくれているようです。
ジム・ジャームッシュが監督しジョニー・デップが主演した映画『デッドマン』にも曲を提供していましたね。
また、NIRVANAのカート・コバーンが遺書に書いた言葉
"
錆つきるより燃えつきたほうがいい"
(It's better to burn out than to fade away)
というフレーズは、こちらの"My My Hey Hey"またはバージョン違いの"Hey Hey My My"の歌詞の一部から引用したと言われています。
数々のアーティストに影響を与え今なおその年輪を重ね続ける大きく揺るぎない存在感はまさにメープルの木のようにカナダの象徴としてふさわしいな と思いました。