GEORGE COX
D RING GIBSON
RUBBER SOLE
#3588
BLK SUEDE
SIZE
UK7 , UK8 ,
UK9
Made in England
¥35,700
&
ヤマン
ノーベル賞おめでとうございます、長溝です。
今日は今な気分の、ロックの定番ラバーソール
History
ジョージコックス社は、1906年、創業者ジョージ・ジェイムス・コックスによってイギリスノーザンプトンに設立されました。
今から100年も前の話です。
ノーザンプトンは、イギリス靴産業の中心地で、ジョージコックス社も又、この地で高い評価を受け、その後1949年、長男であったジョージ・ハミルトン・コックスが、創業者ジョージ・ジェイムス・コックスの遺志を継ぎ、社長に就任します。
1949年は、同時にブローセルクリーパーズ(ラバーソール)の誕生の年でもあります。
このブローセルクリーパーズと呼ばれる、ゴム厚底(ラバーソール)の靴は大ヒット商品となり、1960年代には、イギリスのロック好きな若者達の必須アイテムとなっていました。
1972年に入ると、ヴィヴィアン・ウエストウッドがレット・イット・ロックと云う当時の若者向けのショップを、キングス・ロードにオープンさせ、 ジョージコックス社製のラバーソールの販売を始めます。
その後、セックス・ピストルズやクラッシュ等、数々のロックバンドのメンバーに支持され、80年代のロカビリーブームの時も、やはり若者の足元を飾っていたのはジョージコックス社製の靴でした。
ジョージコックス社では、1973年〜1995年の間、ドクターマーチンソールを使用したモデルを生産するなど常に時代の最先端を先取りし、個性的な靴を作り続けていながら、尚かつ靴作りの基本を見失わない。
又決して、大量生産を望まないと云う企業姿勢を守り続けています。
創業より100年を越える今日に於いても尚、個性やオリジナリティを大切にしようとする若者に、指示され続けている理由がそこにあるのです。
この精神は、3代目の社長であるノーマン・ウォーターフィールドから、4代目のアダム・ウォーターフィールドへと、現代に至るまで脈々と引き継がれているのです。
そしてこの精神が靴に込められてるからこそ、ジョージコックス社製の靴が、その次代の若者の心を魅了して止まないのです。