皆既日食 投稿ポエム ポエトリー

2009年07月25日





月影の君へ

いつもより柔らかな朝日に照らされ、眠りから覚めたきみ

生まれたての新芽のような、瑞々しさと初々しさを持て余しながらきみは
どこへ向かうの?

もの憂げな眼差しは何を見つめているの?

ねぇ、知ってる?
このせかいはきみが思うよりずっと可能性に満ちているんだよ

ほら、昨日よりほんの少し肩の力を抜いてこのせかいの息吹を感じてごら


今日だけは、46年に一度の今日だけは、本当の君へ戻ってもいいん
だよ

無条件に誰にでも愛想を振り撒く太陽は今日は助演なをだから

少しわがままでも、自分勝手でも、柔らかく僕を照らしてくれるきみが、
主役なんだから



Posted by lurachuna at 22:02│Comments(0)
 
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